FC2の摘発について執行猶予がつきました

以前、当サイトのコラムで「FC2の摘発について思うこと」という記事を掲載しましたが、この摘発について京都地裁から判決が出ましたのでご報告します。
「FC2ライブ」で女性とのセックス動画を配信したとして、公然わいせつなどの罪に問われていた元ライブチャット配信業、松本隆志被告(31)に対して執行猶予付きの有罪判決が下されました。
この裁判はチャットサイトを運用している業者の間でも注目を集めていたようですが、この判決にホッと胸をなでおろし、「これなら、まだまだ稼げる」とほくそ笑む業者も多かったことかと思います。

というのも、判決で「視聴者の要望に応じて性器を撮るなどした。売り上げを得たいという私利私欲のための犯行だ」と指摘する一方で「有料で視聴者が限定されている」と執行猶予を付けたから。
「有料で視聴者が限定されている」のであれば執行猶予がつくなら、有料サイトである限り、初犯であれば刑務所に入らなくて済むことが明らかになったわけで、逮捕のリスクを承知の上で違法な動画を配信しつづける業者やそこに出演するチャットレディを募集する事務所が出てくることは明らかです。

もちろん、これを機に健全なライブチャット配信をするようになったサイトもありますし、アダルトでも違法な行為自体を止めた業者もありますので、今回の逮捕にはチャットレディを取り巻く環境の健全化に一定の効果はあったと思います。
一方で、違法な業者や事務所はアンダーグラウンド化する可能性があり、そうなるとそこに出演しているチャットレディには様々なリスクが襲い掛かることになりかねません。
もし、あなたがチャットレディをするためにどこかの事務所に所属するつもりでしたら、このような状況を踏まえ、その事務所で本当にいいのか、個人でチャットサイトに登録するのではダメなのか、ちゃんと検討してから決めるようにしてくださいね。

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