チャットレディと法律
FC2でセックス動画を配信したとして摘発を受けた事件について、ご存知の方は多いと思いますし、それに不安を感じているチャットレディも多いかと思いますので、今回はチャットレディに関わりそうな法律についてお話していこうと思います。
あ、今回のお話はあくまでアダルトチャットをやっている人の話ですよ。
ノンアダルトのチャットをやっている人にはほとんど関係ないので、豆知識として頭の片隅にでも置いておいていただければと思います。
アダルトをやっているチャットレディがもっとも関わりそうな法律(罪)は「公然わいせつ罪」ですね。
公然わいせつ罪とは「公然とわいせつな行為をした者は、6ヵ月以下の懲役若しくは30万円以下の罰金又は拘留若しくは科料に処する」というものです。
ここでポイントとなるのは「公然」というものをどう捉えるかです。
法律で公然と記載されている場合、公然とは「不特定または多数の人が知ることのできる状態にあるさま」を指します。
最初にお話したセックス動画の配信については、お金さえ払えばだれでも見れるため「公然」にあたるのはお分かりいただけるかと思います。
では、チャットレディのように1人の相手との2ショットチャット、もしくは特定の数人に対して行うパーティーチャットの場合はどうでしょう。
一見、公然に当たらないと思えますが、お金を払えば誰でも見られると捉えて「公然」だと主張される場合もあります。
過去にはアダルトのチャットレディが逮捕されたことがあるようですが、のちに不起訴となっており、その解釈はまだはっきりと出ていないというのが実情でしょう。
恐らく、現状問題視されているのはアダルトチャットの運営側であり、その点はチャットサイトの運営もわかっているので、アダルトであっても局部をさらすような行為は禁止しています。
チャットレディをやっていると、男性側からアダルトな行為を求められることがあるかと思いますが、上記の法律についてもよく考えたうえで対応するようにしてくださいね。
ちなみに違法行為に当たるようなことを要求した男性側にも「公然わいせつの幇助」という罪がある事を付け加えておきますね。