あいづちとオウム返しはセットで
うなずきやあいづち同様、とても効果的なのが、相手の言葉の一部を繰り返す「オウム返し」です。
相手に「理解してもらえている」「この人とは話が合う」と思わせるのと同時に、相手を受け入れていることを態度で伝えることができるので、共感を示すサインにもなりますね。
稼いでいるチャットレディは、この「オウム返し」を毎回のように上手に使っています。
あいづちと「オウム返し」を合わせて使うと、さらに「聞き方」に幅が生まれ、話がつながり、広がっていきます。
たとえば、次のような会話がオウム返しの一例です。
男性:「そう言えばこの前、池袋で『〇〇ラーメン』っていう新しいラーメン屋見つけたんだけど知ってる? ○○ちゃん、よく池袋に遊びにいってるよね」
チャットレディ:「そうですか、○○ラーメンですね。もしかしてそれは××から2つ先の交差点を曲がった小さなラーメン屋のことじゃない?たしかのれんが赤だったと思うんですけど」
このときは、好奇心にあふれる、少しカジュアルな表情がセットです。
話題が「ラーメン」ですからね。
○○ラーメンという相手が出した名詞を繰り返し使い、さらに情報をつけたして相手に質問を返して、更なる会話の広がりを図っているのがわかるかと思います。
恐らくこのあとお客様の男性は、○○ラーメンのことを熱く語りだしたことだと思います。
これを加算方式の競技にたとえるなら、次のようになります。
あいづち+オウム返し+質問=あわせ技でより効果アップ
あいづちで共感を、オウム返しで理解を、そして質問で興味がある事が相手にしっかり伝わるから、効果がアップするんですよね。
では、なぜ最後に質問がついているのかと言えば、それは相手が聞いて欲しいことだからです。
このように相手の気持ちを汲みとり、「聞いて欲しい」「共感して欲しい」というサインを見逃さずに聞いて質問すると、話に加速度がつくのです。
そうです、相手は会話の最中にいろんなサインを出しています。
たとえば、自分が言いたいことを先に話題として提供しているのです。
そこをしっかり汲み取って、それに対して質問をしてあげれば、お客様の方から次から次へと言葉が溢れてきて、会話が止まることが無くなります。
たとえあなたがどんなに無口な方でも関係なく、会話が止まらないなんて、チャットレディとしてこんなに楽なことはありませんよ(笑)
無口な方こそ、相手の言葉にしっかり耳を傾け、相手が何を話したいのかをしっかり汲み取れるように勤めるべきですね。