「わかりません」「教えてください」はマジックキーワード

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初対面の男性に向かって、聞いている側が「言葉の意味が良くわかりません」と素直に述べるには多少の勇気が必要ですが、大きな効果が得られます。

それをきっかけに、話が弾むことがあるからです。
稼いでいるチャットレディは実に上手に「わかりません」と「教えてください」を使っているんですよ。

プライドの高い人の中には、この一言が口に出せないという人もいるかと思います。
でも、反対の視点から考えてみて下さい。

それはプライドが高いのではなく、プライドが「弱い」、あるいは「薄い」のではないでしょうか。
つまり、「わかりません」というだけで破れたり、傷ついたりする程度のプライドだということです。

稼いでるチャットレディは、そのひと言で自身の価値が下がるとは考えもしないでしょう。
むしろ、「おっ、知らないことを聞けるチャンス。いただき」と貧欲に、あるいは素直に反応して口にするでしょう。

ですから、「わかりません」と素直に口にすることに抵抗のある方は、「成長のチャンス」だと解釈してみてはいかがでしょう。
じつは、「わかりません」は、男女関係が親密になるチャンスをたぐり寄せる言葉でもあるのです。

例えば、男性はこんなアプローチをして来たりしませんか?
「先日、自宅で肉じゃがをつくろうとしたんだけど、ダシのつくり方がわからなくて・・・。キミ、知ってる?」
そう言われたあなたはこんな風に答えるでしょう。
「へえー、自宅で男の料理ですか。料理の出来る男性っていいですよね。肉じゃがのダシはですねえ・・・」

このとおり、「わかりません」から始まる会話があるのです。
「わかりません」と伝えると、相手は、「もっとやさしい言葉で説明しよう」と努めるようになります。
言葉の難易度をギアチェンジし、こちらのレベルに合わせてくれるのです。

また、「わからない」と告げる誠実さに好感を抱いてくれるかもしれません。
人は自分が知っていることを、わからない人に教えたがるものです。
あなたも新入社員が入ってきたら、タイムカードの押し方から先輩より先に帰宅する際のあいさつの仕方までていねいに教えてあげるでしょう。

同時に、教えてあげられている自分が少し誇らしく感じませんか。
それと同じです。
だから素直に「わからない」と告げれば、相手は喜んで教えてくれるでしょう。
こうして初対面の男性とでも一気に話が熱を帯びることがよくあります。

「わかりません」のひと言が、弾む会話の突破口になるのです。
だから「わかりません」はマジックキーワードなのです。

また、一流のサービスを受けるうえでのマジックキーワードがあります。
「私はよく知らないので、教えてください」です。
私にも、チャットレディをしていて「教えてください」のひと言が言い出せなかった時期があります。
でも、自身が凡人であることを認め、他人をリスペク卜する気持ちが芽生え、自分を大きく見せようと背伸びする必要がないとわかったとき、自然に「教えてください」と言えるようになりました。

「教えてください」というマジックキーワードは、本当に初対面のシーンで役立ちます。
自分を指名してくれた男性と親しくなりたいと考えて相手の専門分野を予習していくことは大切ですが、その付け焼刃の知識で張り合う必要はまったくありません。
それよりも相手の懐に飛び込み、「教えてください」と切り込むほうがより好感をもたれます。

また、相手のプライドを刺激できます。
前に紹介した「わかりません」のその先にある、最強のキーワードです。
このマジックキーワードは、相手に対するリスペクトから生まれます。

あなたも初対面で出会った尊敬できる人に向かって、機会があればこのマジックキーワードを使ってみてください。
「どうすれば、○○さんのようになれるのか、私に教えてください」と。



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