「沈黙恐怖症」とサヨナラする、沈黙後の一言

初対面のお客様との間に、ふと訪れる気まずい沈黙の時間。
この時間に不安を感じる「沈黙恐怖症」の人は少なくないと思います。
でも、ちょっと考えてみてください。
相手の男性も同じように沈黙を気まずいと感じているはずです。
つまり、「沈黙がつらい」という感覚はあなたとお客様の間でシンクロしているわけです。
稼げるチャットレディはそれを早く察し、それを利用しようと、こちらから最初の言葉を切り出すのです。

例えば、私ならこうやって突破口を開きます。
「・・・こういう沈黙は困っちゃいますよね」
あるいは、「たまには、こういう沈黙の時間もいいですね」
沈黙とさよならするには、あえて今、2人の間で共通の問題である沈黙自体をテーマに会話をすればよいのです。

言葉で表現すると、その実況中継に相手はなぜかホッとします。
「・・・そうですよね」と、相手も同意して、苦笑したり頭をかいたりします。

エレベータの中の沈黙も同様です。
みんなが到着階まで息を詰めながら、扉の上にあるフロア表示の点滅を意味もなく見ていますから、自然に沈黙が小さな箱全体を支配します。
でも、ここであえて「エレベータの中に入ると、みんな無口になりますよね?」と話しかけると、相手も同じことを思っていれば共感が生まれます。

この「沈黙には沈黙をテーマにして突破」というルールを応用するなら、初対面で緊張しているときにも使えます。
「緊張には緊張」です。

初対面はチャットレディもお相手の男性も、お互い緊張感でいっぱいです。
だから相手も感じている「緊張している」という気持ちを言葉にすることで、一体感のような感覚を味わうことができるのではないでしょうか。
「初対面は、お互い緊張しますね」
「初対面の緊張感は、なんだか心地よいですね」
「いやー何度経験しても緊張しちゃうんですよね、初対面ってやつは・・・ははは」
「緊張している」と自分の弱さを口にすることで、相手は「大丈夫、大丈夫、私も緊張しているし」と許可を与えてくれます。

その瞬間、「プチ一体感」を味わうことができます。
直球ど真ん中。
芸も愛矯も何もありません。
でも、親しくない人と話すときは、素直に心境を吐露すると、相手に共感してもらえることが多いのです。
そこからチャットレディとお相手の男性に親近感が生まれるのです。

このルールを覚えておけば、沈黙も緊張もウェルカムで迎え入れることが出来るとおもいませんか。
ぜひ使ってみてください。

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