リアクションなくして「会話」なし

チャットレディとしてお客様である男性と会話を弾ませるには、話しかけられた時のリアクション(返事)が重要です。
初対面の相手と話が続かない理由の1つは、反応がなくて信頼感が生まれないからです。
逆に男性から話かけられた時にきちっとリアクションがとれれば、会話が弾み、あなたの稼ぎに繋がります。

信頼できない人と長時間の話はできません。
初対面の相手と話が続かない理由の1つは、反応がなくて信頼感が生まれないからです。
反応も質問もないため、真剣に聞いてくれていないと察知すると相手は「私の話を聞く気はないようだ」と不信感を抱きます。
これでは話す気がなくなりますね。

だから、聞くときには相手にわかるようなリアクションが必要なのです。
特に、初対面の1分から30分以上の会話につなげるのに、リアクションは欠かせません。

婚活中であれば、あなたは、男女問わずおそらくいろんな面を磨いていらっしゃると思います。
私の経験上、男女関係なく「話を聞いてくれる人」「リアクションの豊かな人」はモテるのです。
どうしてなのかと言えば、みんな自分の話を聞いて欲しいからです。
そして、きちんと受け止めて欲しいからです。

「ねえねえ、聞いてくださいよ。先日、こんなことがあったんですよ」
「はあっ・・・」
これではビシッと受け止めたことにはなりません。

こんな受け答えはいかがでしょう。

「あっ、何かいいことがあったんですね。何があったんですか、教えて教えて!」
これほど自分の話を期待してくれるなら、相手はドドドーッと話してくれるでしょう。

また、自分のために話す舞台を用意してくれた相手に対して悪い気はしません。
だから、話を聞いてくれる人、しかもきちんと受け止め、リアクションを返してくれ、話す舞台まで用意してくれる人は異性からモテるのです。
ビジネスでも同じです。何を売っている人でも、より素晴らしい「場」を提供できる人は成功します。

「打てば響く」の響くとは、的確に反応するということ。
つまり、「リアクション名人」になるということです。
「リアクション名人」が初対面の相手から好かれる理由は、話をきちんと聞いていることを態度で表わしているからです。

さらに、共感していることや、同じ考え方をもっていることをタイミングよく、テンポよく伝えているからです。
そのリズムやメリハリ感が話す側にとっては、大切な「潤滑油」になります。
リアクションをするときの表情は、これまた笑顔でいる必要はありません。
相手に共感を示す「困った顔」「驚いた顔」「疑問を表わす顔」、悲しい話のときは「悲しそうな顔」など、バリエーションが多いほうがよいのです。
あなたのその表情を見て、相手に「今日の私のトーク、とてもウケてるわ」と悦に入ってもらえるからです。

はじめの1分間でうちとける「つかみ」とは、じつはできるだけ早い段階でタイミングよく、的確に反応することでもあるのです。
共感のサインをきちんと送ったり、相手の「宝物」を発見したときに、「おおおおっ、宝物発見!」「いただき!!」と素直に感激を表現したりすることなのです。

優秀な講師やCAは、「あなたが投げた球は変化球だったけど、ちゃんと受け止めました。理解しています」というサインを送ります。
そのサインは、口に出して表わします。
サインは伝わらなければ意味がないからです。

「打てば響く会話」を築くには、このように相手の言葉に響いて共感していることを示すことが不可欠なのです。
その基本になる態度を次回、詳しく説明します。

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