また会いたい指数をUPさせる方法
チャットレディは、色々な男性と出会います。
チャットは、たくさんの「ハロー」と「グッパイ」が交わる場所。
私も空港で多くの出会いと別れを経験しました。
別れには、また会えることがわかっている別れと、もう2度と会うことのない別れがあります。
どちらにしても、去り際は余韻を残しながら「さわやか」であることが、稼げるチャットレディには欠かせないと思います。
ところで、会話の最後に「・・・今日、契約を決めないと、帰れないんです」と、泣き落としをするセールスマンがいます。
これは「さわやか」な去り際ではありません。
その様子に「なんだ、それが目的だったんじゃないか」と一気にしらけてしまい、それまでの会話がとても弾んでいただけに、余計に相手のことがつまらない人に思えてくることがあります。
同じグループにくくれるのが、「とにかく誰でもいいから恋人が欲しい」とか、「ある程度の収入のある相手であれば、誰でもいいから結婚したい」と思って婚活や合コンにいそしんでいる人。
そういう人と話をすると、自己本位のギラギラした欲望だけが目立って、どこかさもしく見えるため、興ざめする異性は多いでしょう。
「なんだ、誰でもいいから相手が欲しかっただけかよ」って。
これぞ「出会い即、永遠の別れ」のパターンです。
チャットレディとお話ししに来た男性の心の奥では、
- 「誰でもいいからではなく、俺だからだから好きになったと言ってほしい」
- 「僕の魅力を発見してくれて、素の僕を好きになってくれるなら、とてもうれしい」
と思っているはずです。
早く結果が欲しくて焦ると、ついつい自分の都合を最優先させてしまいます。
チャットレディの話を聞いている男性が知りたいのは、チャットレディの都合ではなく、チャットレディと会話を続けることで、自分にどんな幸せやメリットがあるのかということだけです。
そのことに気づかない限り、「出会い即、永遠の別れ」のパターンからの脱却は困難なのではないでしょうか。
でも、チャットレディはライブチャットのポイントを男性に買ってもらわないと稼げません。
それでは、どういう会話が望ましいのでしょうか?
ポイントを買って頂きたいのはやまやまですが、ここは「あなたと会話するのが楽しい」というスタンスを最後まで崩さないのが賢明です。
どんな業界でも、軸のブレない人が信用されるものだと信じています。
私は、だいたい初対面の男性との話の終わりは次のように展開します。
「ここまでお話しさせていただき、親しくさせていただいただけで、今日はもう十分です。本当なら、また私に会いに来てほしいけど、○○さんにチャットをもっと楽しんで欲しいから、束縛なんてしません。本日は貴重なお時間をいただき、どうもありがとうございました」
そうすると○○さんには、私がゴリ押しするタイプではないこと、自分との関係を「ゼロ」にしたくないと考えていることも伝わってきます。
そして最後の感謝の言葉に心が動くかもしれません。
中には同情して、また信頼の置ける人だと判断して、ポイントを買ってまた私に会いたとを決意する人もいるのかもしれません。
こういう終わり方が好ましいのではないでしょうか。
こういうチャットレディは、「礼儀正しい人」「信頼できる人」「他のチャットレディとちょっと違う人」と印象づけられ、お相手の男性にとっての「また会いたい指数」はグンと高まると信じています。
稼げるチャットレディになりたいなら、初対面では無理にまた会う約束をとることばかりにフォーカスするのではなく、「これは、相手との良好な関係をつなぐ貴重な時間」だと割り切ったほうがよいでしょう。
あなたとチャットをした男性が「△△さんはいい人だと思うけど、また会いたいとは思わない」と感じるか、「△△さんとは話が弾んだ。また人間的な人であることもわかった。また会いたい」と感じるか。
その感情の分岐点は、契約をポイント購入を迫らなかったという意外性であったり、人間関係を切りたくないという誠実な態度が伝わってくることだったりするのでしょう。
あるいは共感の大きさもあるかもしれません。
でも、大きな決め手は、何よりも自分本位かどうか、裏返せば相手の意思を尊重しているかどうかにあるのです。
4さらに、貴重な時間をもらった相手に感謝する気持ちがあるかどうか、あるならきちんと伝わったのかどうか、ということも厳しく自己チェックすべきだと思います。